こちらの記事は2023年1月に更新されています。
釣りのかかせない2大道具の1つであるリール(もう一つは竿)
波止からサビキ釣りや、ウキ釣りを楽しむには、必須のアイテムになります。
初心者の方はスピニングリールを選べばまちがいありません。
たくさん種類が発売されており、どのリールが良いか迷うと思われます。
価格帯別でおすすめのリールを紹介しますので、参考にしてください。
リールに関しての基礎知識として以下のような記事もありますので、あわせてお読み頂ければ嬉しくおもいます
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リールのシェアはほぼ、シマノ・ダイワの2メーカーが占めており、その他メーカーを推奨する理由がありませんので、シマノ・ダイワの中からのランキングになりました。
卸問屋さんが作っているリールは価格は安いですが品質はおちます。長く使おうと思えば、シマノ・ダイワの2大メーカーのリールをオススメします。
価格帯を3つに分けていますが、同じシリーズのものでもサイズによっては、価格をまたがる機種もありますが、私の判断で勝手に分類しています。ご了承ください。
スピニングリール 低価格帯(~8000円)
低価格帯 第1位 シマノ サハラ


2022年4月に発売されたNEWサハラ

やっとシマノリールで、この価格帯のすごいのがでてきた!って感じです
上位モデルにも採用されているサイレンとドライブ搭載!
各パーツのがたつきをいちから見直し、ほんとに滑らかな巻きごごち。これはすごいと触った瞬間にわかりました。
シマノ派の方で、この価格帯のリールを探している方は一択ではないでしょうか?
ここ数年ダイワのリールに完全に負けてたこの価格帯のリールですが、ランキング1位とさせていただきます。
低価格帯 第2位 ダイワ 20レブロスLTシリーズ


2020年の第1位アイテム
2021年もダントツの売れ数でした!
しかし、2022年はシマノのNEWサハラに1位を譲る格好に。
2020年に待望のLT化をはたし、大幅な軽量化に成功。
コストパフォーマンスはそのままに、1つ上のランクにあがったようなイメージ。
波止からのサビキ釣りやウキ釣りといった、ファミリーフィッシングに充分すぎるほどのスペックになります。
細糸に対応したシャロ―スプールタイプや、投げ釣りにも対応可能な大きめのサイズもあり、ラインナップが豊富なのも人気の要因。
売れ数とスペックからみても、堂々の第1位です。私もオススメします。
波止から万能で使うなら、【2500D】が良いでしょう。
低価格帯 第3位 ダイワ 20クレストLTシリーズ


こちらも2021年第2位アイテム!そのまま2022年もオススメです。
2位のレブロスの1つ下の機種。同じく2020年にLT化され大幅にスペックアップしました。
レブロスとの違いは、エアローター、エアベール不採用により多少自重が重くなっています。
その分価格も安くなっています。
実用性は充分です。
ラインナップも豊富で、シチュエーションにあった番手を選ぶことができます。
スピニングリール 中価格帯(~15000円)
中価格帯 第1位 ダイワ フリームス
LT+マグシールドの高スペックのフリームスがデザインも洗練され、2021年にNEWモデルとして登場!
新素材のZAION V の採用により、さらに軽さと剛性がUP!

低価格帯のランキングでもダイワ強氏!といった感じです。
ではこの中価格帯での1位のフリームスと、低価格帯での1位のレブロスの機能面での違いはなにか?
この価格帯でのダイワリールの違いを比較してみました。
LT | マグシールド | エアローター | エアベール | タフデジギア | LC-ABSスプール | ATD | 逆転ストッパー | ボディ素材 | ローター素材 | ハンドル形状 | ベア | 自重 | 小売価格 | |
21フリームス | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ZAION V | ZAION V | ねじ込み式 | 5BB | 200g | ¥17,300 |
18レガリス | ● | – | ● | ● | ● | ● | ● | ● | DS5 | DS4 | 折りたたみ | 5BB | 210g | ¥10,500 |
20レブロス | ● | – | ● | ● | ● | ● | ● | ● | DS4 | DS4 | 折りたたみ | 4BB | 220g | ¥8,900 |
20クレスト | ● | – | – | (ワイヤー) | ● | ● | ● | – | DS4 | DS4 | 折りたたみ | 4BB | 235g | ¥6,400 |
やはり、マグシールドが搭載されているかどうかが1番の違い。
そして自重ですね。
中価格帯 第2位 シマノ 21アルテグラ



あの歴史のあるアルテグラシリーズが、2021年リニューアルしました。
18STELLAに採用されているマイクロモジュールギアⅡも標準装備!
めちゃくちゃシルキーな巻き心地!
詳しくは公式ページをごらんください(動画もあります)
売れ数をみながら、今後ランキング上昇は充分にあるので、ぜひチェックしておいてくださいね。
シマノさんはここ数年、ダイワにおされ気味な印象ですが、この機種で巻き返しをねらいとこですね。
中価格帯 第3位 ダイワ レグザ


当然LTモデルで、軽量、堅牢化。
【タフさに優れる軽量小型リール】
シルバーと黒のシンプルな色使いが、機械ちっくで、好きな人には好きなデザインです。
マグシールドも採用で、滑らかな回転を維持します。
スピニングリール 高価格帯(15000円以上)
高価格帯 第1位 ダイワ 19セルテートLTシリーズ


ダイワ最高峰リール【イグジスト】の2番手のブランドとなって信頼をきずいてきたセルテート!
イグジストをおさえて堂々の1位です。
イメージだった堅牢さはそのままに、LT化、モノコック採用により、軽量+堅牢維持を実現!
ダイワのテクノロジーを継承しています。
高価格帯 第2位 シマノ ヴァンフォード


昨年より順位をあげたのはヴァンフォードです。
21年の売れ数がとても伸びたからです。
マグナムライトローターと軽量ボディにより、巻き出しの軽さと優れた操作性を実現。また、滑らかで静粛性の高いギアフィーリングを叶えるマイクロモジュールギアⅡ、サイレントドライブを搭載し、より繊細なリーリングも可能。さらにロングストロークスプールによる遠投性能やXプロテクト、HAGANEギアによる耐久性能も譲らない。
出典シマノHP
高価格帯 第3位 ダイワ 21ルビアスエアリティーシリーズ

2021年春に新発売!
あのルビアスの上位機種
価格帯も【イグジスト】と【セルテート】の間になります。
なんといっても、フルメタルモノコックボディーによる、超軽量化!
軽さを極めた!とメーカーも言ってます!
まとめ
最近のリールは、数年前と比較すると格段にスペックがあがっており、低価格帯のリールでも充分釣りが楽しめます。
ここに掲載していないシマノ・ダイワ以外のリールも、釣り具量販店では大量に扱っています。
全部が粗悪なものでないにしろ、巻きごこちが悪かったり、重たかったりと、品質が悪いものもあります。
1日限りの釣りということなら、わりきって選択するのもありかもしれませんが、長く快適に使おうと思ったら、やはりシマノ・ダイワのリールを選んだ方が良いと思います。
竿はわりと非メーカー品でも充分使えるな~ってのはありますが、リールに関してはなかなか非メーカ―のものでオススメするものがないです。
快適に釣りをする為にも、せめてリールはシマノ・ダイワ製品を使う事をおすすめします。