竿が折れたらどうする?修理の流れを解説

竿の修理 初心者むけ基礎知識
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釣りをしていると、どうしても竿が折れることはあります。

竿が折れたらどこで修理をすればいいの?修理代はいくらくらいかかる?竿先が少し折れただけなんだけど修理可能?

気になりますよね?

今回はもし竿が折れてしまったときの、修理の流れを解説します。

 

このブログは勤続26年目になる現役の釣り具店員が、長年の知見をもとに、釣り関連の記事を更新しています。

 

竿の修理について基礎知識

まず、竿が折れた場合の基礎知識

折れた部分をつなぐことはできません

時々、折れた2つの部分を持ってこられて「これをくっつけたいんだけど接着材でいけるかな?」と聞かれることがあります。

接着剤でくっつけて、体裁は直ったように見えても、実際の釣りでは使いものにならないです。

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折れた場所によって、修理方法は2つ

竿先が少し折れた場合は、簡易修理ができます

先端から5㎝以内のところが折れた場合は、折れた先端に新しくトップガイドをつけて修理ができます。

大型釣具店では、店内修理ができるように、ガイドを取り揃えていることが多いです。

釣具屋さんに、折れた竿をもちこんで修理をお願いしましょう。

トップガイドは、安いのであれば400円前後なので、あとは釣具店の手数料です。

ちなみに私の勤めている釣具店は手数料は無料で、ガイド代だけ頂いています。

少しおれただけなら、自分で修理することも可能です。

釣行中に竿先が少し折れた時「リペアキット」で応急処置の方法
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折れた箇所にトップガイドを付ける修理のメリット・デメリット
  • 修理に時間がかからない
  • ガイド代だけで修理ができるので安価
  • 折れた分、短くなる
  • 折れた分、硬くなる

ほとんどの方は、少し竿先がおれた場合は、その部分にトップガイドをつけて使われます。

実釣にはそんなに大きく影響しません。

しかし

たった1㎝でも竿は短くなるし、硬くなるのでいやだ!

という方もいます。

その場合は、折れた箇所のパーツ交換になります。

 

竿先以外が折れた場合は、その部分を丸ごと交換

竿の真ん中や、竿先でも5㎝以上おれた場合は、パーツを交換することになります。

(5㎝以上折れても、折れた箇所にトップガイドをつけて修理することは可能ですが、かたくなります)

パーツ交換の方法は2つの方法があります。

  • 折れた竿をメーカーに送って修理してもらう
  • パーツを送ってもらって修理する

上記いずれの場合も、個人でもできるのですが、自分で修理できることが条件です。

初心者のかたは素直に釣具店に依頼してください。

パーツを送ってもらう修理は、通常

釣り具店員が修理をします。

パーツ交換が必要な修理
  • メーカーへ送って修理する場合は、時間がかかります。送料がかかる場合もあります。
  • パーツを送ってもらう修理は、釣具屋の店員が修理をします。パーツ在庫があれば通常1週間くらいあれば届きます。

 

買ったお店にもっていかないといけないの?

基本的に大型店舗は、シマノ・ダイワの代理店になっている場合がほとんどです。

購入した店舗でなくても修理対応はしています。

個人店でもだいたいのところは修理対応はしています。そうでないと竿・リールを売ることが難しくなりますからね。

ネットで買った竿の修理でも対応していますので、安心してください(店舗によっては扱ってない可能性もあります)

修理にかんしては、お店にも利益があるので、他店で購入した商品でも喜んでお受けするのです。

全くきにせずに、修理を依頼してください。

しかし、初期不良やクレーム対応は釣具店によって対応は違います。

クレームの場合、店舗にはいっさいの利益は発生せず、手間だけかかります。

近年、釣具店によっては自店で買った商品以外のクレーム対応をしないというケースも増えていると聞いています。

ちなみに私の働いている釣具店では、いまのところはケースバイケースで対応しています。

しかし

他店で買った商品のクレーム対応ってどうなんだろ?

と疑問があがっているのは事実です。

とりあえず、修理に関しては買ったお店なくても対応してくれると思って大丈夫です

ただし、例外が1つだけあります。

釣具店のオリジナルブランドのパーツ取り寄せは、買った店に依頼をしてください。

TOPガイドの修理は他店ブランドの竿でもできますが、パーツの取り寄せができないからです。

マクドナルドでモスバーガーを頼むようなものです。

パーツはいくらかかるの?

店頭での修理が安価なのはわかったけど、パーツの価格はいくら?

気になりますよね?

結論

これは竿本体の金額に左右されます。

 

5000円の竿のパーツと30000円の竿のパーツの値段が違うのはあたりまえですよね。

 

基本的に、新しいのを買うよりは安くなります

ただし、2か所、3か所と修理する箇所があれば、新しく買った方が良いケースもあります。

なんにせよ、釣具店で聞いてみることをおすすめします。

 

シマノ・ダイワに関しては、事前に価格をHPで調べることができます。

シマノのパーツ価格を調べるにはこちら>>

ダイワのパーツ価格をしらべるにはこちら>>

めんどくさければ、釣具店に聞いてください。

上記のページで調べる場合でも、お店に聞くときなどでも、一番確実な方法は「商品コード」を見ることです。

今日はここだけ覚えてください。

商品コードが一番間違いがありません。

商品名だけだと、何年モデルかによって種類があるので間違えやすい。

商品コードが1番わかりやすく正確。

店員の立場からも商品名を伝えられるより、商品コードの方がありがたいのです。

シマノは5桁の商品コード

ダイワは8桁の商品コード

この商品コードは元竿やパッケージなどに記載されています。

 

竿の商品コード
シマノHPより引用

価格をみて、修理すると決めたら、もよりの釣具店へ折れた竿をもって依頼をしてください。

まとめ

基本的に、竿の修理はできると認識してください。

意外と

竿が折れたら、新しいのを買うしかないの?

と思っている方が多いです。

そして、ネットで買っていようと、他店で買っていようと、修理は喜んで受けます。

きがねなく釣具店へもっていってください。

もし、折れた竿どうすればいいかわからないので、家で眠らせてるって方が、この記事を参考にしていただければ幸いです。

 

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