リールに糸を巻くときに、リールの対してちょうど良い量にすることが非常に重要です。
しかし、リールに対してどれくらい下糸をいれるか、下糸の素材や太さなど、選択肢が多すぎてどれを選べばよいか迷ってしまうこともあります。
釣具店で糸を巻くときは釣り具店員に丸投げでも良いです。

リールに糸を巻いて欲しいんだけども、下糸もいれといてちょーだいね!

アイアイサー
みたいな。
今回の記事では、自分で下糸をいれよう思っている方に、そもそも下糸とは?下糸の巻き方。
下糸の太さってどれくらいが良いの?という疑問にお答えしていきます。
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下糸とは?
下糸とは、スプールに巻くことにできる糸巻量よりも、実際に巻くラインが少ない時に、底上げをするために、あらかじめ巻いておく糸の事です。
例えば、3号-150m巻くことのできるリールに、3号-100mだけ巻く場合。
この場合、3分の2しか巻かないことになるので、だいぶへこんだ糸巻形状になります。
↓緑色が今回巻きたいラインと思ってください。

こういう場合は、下図のように下糸をいれます。(グレーの色が下糸だと思ってください)


下糸をいれる事によって、今回新しく巻いたライン(緑色)が、スプールの面いっぱいにきれいにまくことができました。
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下糸の必要性

下糸をいれるのは、見た目がよくなるから?

いいえ!見た目だけの問題でありません。機能的にも下糸は必要なんです
下糸の必要性1 飛距離
あまりにもスプールに巻いていあるラインが少ないと、ラインが出ていくときに、スプールのエッジにラインがあたり、抵抗がかかりますので、飛距離が落ちてしまいます。

飛距離をなるべく落とさない為にも、下糸は必要です。
下糸の必要性2 巻取りスピードが落ちます。
ローターが1回転した時に巻きとれる長さが、円周の長さが短いほど、当然短くなります。
わかりやすくいうと、下糸がないと単純に巻き取りスピードが落ちます。
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下糸の巻き方
では実際に下糸を巻いていく時の手順
下糸の量
まずは下糸をどれくらい入れるかが1番気にするところです。
店頭でお客様のリールに下糸を巻く時も、この下糸が少なすぎると、上記のように飛距離が落ちてしまいますし、見た目も悪い。
逆に下糸が多すぎると、せっかく購入して頂いたラインが全部巻けなくなります。

どちらにしても、やり直しになるのですが・・
具体的な手順
- 実際に今から巻くラインの号数が、そのリールに最大で何メートル巻けるのかを確認します。カタログや箱に明記されています。※明記されていない場合は後述する計算ソフトを使います。
- その糸巻量に対して、今回まくラインの長さが、何割になるのかを確認します。
- その足りない割合分を下糸をいれます。スプールを目分量で検討つけます。

本当はもっと感覚的にやっていますが、活字にすると上記のような感じです。
1つ例を出してやってみます。
例えばシマノのシマノ ナスキー2500に、ナイロンライン2号100m巻きたい場合
上記の手順通り
①このリールに2号が最大何メートル巻けるのかを確認

HPでスペック表をみると、2号―170m巻けることがわかります。
②2号が170m巻けるところに、100mだけ巻きたいので、これが何割になるのか確認
100÷170=0.58 約6割ということがわかったので、4割下糸をいれれば良いと判断できます。
③スプールの溝の部分を使って、4割ってどこらへん?ってのを検討つけます。

半分のところが、ちょうど糸巻量の半分ってことにはなりません。内側になるほど、円周が短くなるからです。
溝の半分で約3分の1の糸巻量と思ってください。溝の3分の2までいって、糸巻量の半分巻けたと思ってください。これは結構感覚的になります。
今回は約4割、下糸をいれないといけないので、溝の半分(最大糸巻き量の3分の1)よりも、少し多めだと見当をつけます。溝の3分の2までだと、少し下糸が多くなるので、その中間くらい。
最近のシマノ・ダイワのリールには、スプールに下糸の目安になる、ラインがはいっています。
と、まぁ
釣り具の店員でも、多かったり少なかったりすることもあり(恥ずかしながら)、感覚的な部分も多いです。
失敗しても、リサイクラーがあれば巻き取ってやり直しができますので、やりながら感覚をつかむしかないです。
下糸計算ツールで、デジタルに計算する
下糸をいれるときの1番初めの工程で、巻きたいラインの号数が最大いくら巻けるかを把握するというのがありました。
その、最大巻き量が箱などに記載されていない時があります。
例えば、ナイロン4号が200m巻ける大型リールに、PEライン0.8号が最大いくら巻けるかは、普通どこにも書いてないです。
そんな時はこのツールを使います。
リールスプールの糸巻き量計算ツール Ver2.0(PE・ナイロン・フロロ対応版) | ルアーバンク (lurebank.com)


使い方は簡単です。
- リールに明記されている、巻くことが可能な同数と距離を入力します。
- 実際に、巻きたいラインの、素材と号数を入力します。
- 計算結果として、巻きたいラインが何m巻けるのかが表示されます。
- 最大巻き量に対して、実際に巻くラインの号数が何割になるのかを計算します。
下糸と本線を結ぶ
基本的に、下糸は釣りでは使わない!
という場合と
最悪、下糸を使って釣りをするケースがあります。
という場合で、むずび方も変わってきますが、今回はどちらでも対応できるように紹介します。
まず最悪、下糸を使って釣りができる形にしておくには、下糸と本線をつないでおく必要があります。
(使わないという場合は、下糸をまいたら端っこをセロテープで止めるという方法がります。これは結びこぶがない分トラブルは少ない)
結びこぶが小さくなるような、高度な結び方(FGノットなど)がベストですが、時間かかるし、下糸を使うかどうかわからないっていうなら、簡単な電車結びで充分です。
そして重要なポイント
結びこぶをスプールに巻いたときに、その結びこぶをなるべく下糸の中へ爪で押し込んで、その上にセロテープを貼ってください。
そうしないと、上に巻いたラインが減ってきた時に、その結びこぶに引っかかるようになり、ラインがスムーズにでなくなります。
これお店ではクレーム案件なので、釣り具店員なら当たりまえの事なんですけどね。
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下糸に使うラインのおすすめの太さは?
基本的に下糸はメインで使うものでないので、安価のものにしましょう。ボビン巻きで安く売っているものでいいでしょう。

そして、下糸に使うラインの太さですが、なるべく上に巻くラインと同じ号数が良いでしょう。
もしくは、メインラインよりも細いくらいがおすすめです。
なぜなら下糸の号数が太いと上に巻くメインラインが下糸の糸と糸の間にめり込んでしまうことがあるからです。
まとめ
今回は、リールに糸を巻く時の下糸の紹介をしました。
基本、釣具店で糸巻を依頼すれば、下糸いれてくれるはずですので、自信がない方は釣具店で依頼してやってもらうと良いでしょう。お近くの釣具店で相談してみてください。
ご自分で、下糸をいれてリールにラインを巻いてみようという方は、便利な商品もありますので、下の記事もご覧になってい頂ければと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです。
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