電動リール使用時に必ず必要なバッテリー!今回は電動リールバッテリーの基本的な豆知識と、おすすめランキングを紹介します。
電動リールは大きく分けて2種類ある。鉛とイオン。
現在、電動リール用のバッテリーとして、市場に出回っている種類は、鉛バッテリーとリチウムバッテリーがあります。
それぞれの特徴を表にまとめました。
電圧(力) | 重さ | 価格 | |
鉛バッテリー | 普通 | 重たい | 安価 |
リチウムバッテリー | 高い | 軽い | 高額 |
電動バッテリー 基礎知識
バッテリーを選ぶ基準として、電圧と電流と容量があります。これらの説明を致します。参考サイトはSPL様(ダイワのアフター専門分野)となります。
それぞれを水に置き換えて考えると、電圧は水圧、電流は水流、容量が水量になります。
出典 SPL
例えば水車を回す場合、水圧が高いほうが水車は良く回り、同じ水圧なら水流を多くした方が水車は良く回ります。
しかし、水流が多いほど早く水が無くなります。
わかりやすい説明ですね
電圧
単純に電圧が高いほど大きな仕事ができます。
鉛バッテリー・・・定格12V
リチウムバッテリー・・・定格14.8V
上記をごらんのように、リチウムバッテリーの方が大きな仕事ができるといえます。モーターを回す力が大きいという事で、電動リールなら、スピードと力が早く・強くなります。
電流
電流は電動リール側の負荷によって変動します。モーターの種類や、鉛の重さなどで変わってきます。
シーボーグ系電動リールの、80号ビシの空巻きHiで、およそ5A前後の電流が流れます。
バッテリー側も、出せる電流には制限があります。
鉛バッテリー・・・100~300A(アンペア)の電流がだせます。
リチウムバッテリー・・・10~30Aとなり、負荷が大きすぎると不足する場合があります。
かならずしも、全てにおいてリチウムバッテリーの方が勝っているというわけでもないみたいです
容量
単位はAH(アンペアエイチ)通称アンペアです。
これは「A = 電流の単位」、「H = 時間」で、「A × H」の掛け算。
20AH の表示が有る場合、10A(アンペア)の電流なら2H(時間)流せます。という意味。
5A(アンペア)なら4H(時間)ですね。
実際に巻上げている時間が電流の流れる時間ですので、手返し回数や水深により必要な容量は変わります。
通常20A(アンペア)のものなら、一般的な船からの釣りだと、1日持つ容量です。(途中で切れたという事を聞いたことがありません)
電動バッテリーの保管方法
まずバッテリーは消耗品だと最初から思っておいてください。車のバッテリーもそうでしょ?
そして、使用していない時も消耗していきますので、正しい保管方法を知って、なるべく長持ちさせてやりましょう。
- 保管場所は冷暗所に。
- 過充電・過放電はNG。内部劣化が進みます。
- 鉛バッテリー・・満充電にしてから保管※少なくとも半年に1回は充電が必要
- イオンバッテリー・・・満充電でも劣化し、過放電時(カラ)は著しく劣化が進みます。つまり30%~50%位での保管がベストになります。長期間使用されない時は満充電にして保管をします
スマホなどのバッテリーも、充電器に差しっぱなしは良くないっていいますよね。過充電状態になるからですね。
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