
- 瀬戸内海で冬になるとニベが釣れるらしい
- みんなどんなタックルで狙ってるの?
- 専用の道具ってあるのかしら?
瀬戸内海の1部地域で、1月~3月の冬の間、メタルジグでニベが狙えるのは本当です。
この時期の寒ニベは脂がのって最高に美味しいので、ぜひねらってみては?
今回は「寒ニベ」を狙うときのタックルとルアーを紹介します。

このブログは勤続26年目になる現役の釣り具店員が、長年の知見をもとに、釣り関連の記事を更新しています。
ニベジギング タックルセッティング
店頭で初心者のかたには、「この号数を使うと良いです」という感じでズバリこっちで選んであげることが多々あります。
このブログでおすすめするタックルセッティングも同じ感覚でズバリ指定していますが、あくまで1例であり、それ以外がダメというわけでありません。ご理解ください。
とはいえ、ど真ん中をお勧めしていますので参考にしてもらって大丈夫です!
◆ニベジギング 店員おすすめタックル
アイテム | おすすめ |
ロッド | 150g~200gが使用可能なジギングロッド |
リール | 両軸リール |
ライン | PE2号 200m |
リーダー | フロロ5号 |
リーダーの長さ | 1.5m |
仕掛け | ボラ掛けなどの大きいフックをつけたメタルジグ150g |
ニベジギング ロッド
ニベジギング用の竿は発売されていません。
150g~200gが使用可能なジギングロッドでよいです。
ジギングロッドでなくても船竿でもOK
150gは号数に換算すると40号になります。
ですので、50号~80号の船竿であれば充分対応できます。
基本口に掛からず、スレかかりになりますので、竿の強さに余裕があったほうがよいです。
ニベジギングのリール
一般的な船用両軸リールで充分です。これも竿と同じく専用のものはないので、流用してもらえればと思います。
PEライン1号~2号くらいに、リーダーが5号前後あればOK!
わざわざ用意する必要もないので、船で使っているタックルをそのまま流用すれば、ニベジギングはすぐ始める事ができると思います。
ニベジギングの仕掛け
ニベジギングといっても、青物をジグで釣るように「ジグを食わす」わけではありません。
習性はよくわかりませんが、ジグに体当たりをしてくるイメージです。※産卵のためのものかもしれません。
ひっかけ釣りになります。
メタルジグのリアフックを、フグカットウ針に交換して釣ります。


メタルジグは水深に応じてになりますが、瀬戸内でのニベジギングでは150g~200gの比較的重めのジグを使用することが多いです。



ジグは安価なものでも大丈夫みたいです。動きがどうのこうのとかは関係ない?

あとは、メタルジグとフックをスプリントリングで連結するだけ。
スプリットリングは#4、#5あたりで充分です。


まとめ
瀬戸内で特定の海域で釣れるニベですが、とても美味しいターゲットです。機会があればぜひチャレンジしてみてください。
産卵のためにむれているポイントに大きなフックのついたジグを落とし、ひかっけて釣ります。
なので、細かいテクニックはありません。
タックルやメタルジグにつける大きなフックを参考にしていただけると幸いです。